【やり方解説】夏本番前に忘れずやっておきたいエアコンの試運転

家電

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近年の夏は猛暑が続いており、室内での熱中症のリスクが高くなっています。熱中症対策としてエアコンの活用は有効ですが、久しぶりにエアコンを付けてみたら異常があり使えなかった、という事態にならないように、事前にエアコンの試運転を実施しましょう。

5月でも真夏日を記録する地域もありますので、早めに準備するのがおすすめです。

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エアコン試運転の重要性

地球温暖化による気候変動の影響などで気温が上昇傾向にあり、「酷暑日」という言葉が使われ熱中症警戒アラートの運用が開始されるなど、近年の夏の暑さはますます厳しくなっており、その危険性も増しています。

例年、エアコンの購入・設置・修理は夏に入り気温が上昇するにつれて集中します。いざエアコンを使用した時に故障していると、修理や買い替えに時間がかかり、必要なときにエアコンを使用できなくなってしまいます。

自分の身体はもちろん、高齢者や小さなお子さんがいるご家庭では、周りの方の健康を守るためにも、忘れずに、そして早めにエアコンの試運転を行いましょう。

試運転のやり方

エアコンメーカー各社でも試運転のやり方を紹介していますが、ここでは一般的な試運転の手順について紹介します。

ブレーカーの確認

ブレーカーの写真

分電盤のブレーカーが「入」になっているかチェックします。

電源プラグの確認

エアコンの電源プラグの写真

電源プラグが奥までしっかり入っているか、電源プラグとコンセントの間にホコリが溜まっていないかチェックします。

リモコンの確認

エアコンのリモコンの画像

リモコンの液晶画面が正しく表示されているか、電池切れになっていないかチェックします。

エアコンフィルターの確認

エアコンフィルターの写真

フィルターの汚れやホコリを掃除してキレイにします。

室外機の確認

室外機の写真

室外機の周囲20cmに物が置かれていないかチェックします。

ドレンホース(排水ホース)の確認

ドレンホースの写真

ホースにゴミが詰まっていないか、排水が流れるようにホース先端が上を向いていたりうねったりしていないかチェックします。

冷風運転の確認

冷房モードで最低温度に設定し、10分程度運転します。しばらくして、エアコンの吹き出し口から冷風が出て室内が冷えることをチェックします。さらに20~30分運転し、異音・異臭がしないか、ドレンホースの排水に問題がないかチェックします。

異常があったときの対応

試運転を行い異常が認められた場合は、エアコンの使用を中止しメーカーや販売店へ早めに問い合わせしましょう。

まとめ

消防庁のデータでは熱中症の発生場所で最も多かったのは「住居住宅等居住場所」で全体の約40%を占めており、道路や公園などの屋外よりも熱中症リスクが潜んでいます。

エアコンで涼しく快適な室内環境を整えられるように、エアコンの試運転を忘れずに行いましょう。

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