地震の時に本棚から本が落下しないような対策を検討してみた

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東日本大震災を経験し本棚の転倒を防ぐなど地震対策は行ってるつもりでしたが、これまで本の落下対策は行っていませんでした。

2022年の福島県沖を震源とする地震では見事に本が本棚から落ちてしまいました。

地震で落下した本

いつくるか分からない地震に備え、これを機に本が落下しないよう対策を検討してみました!
皆さんの参考になれば嬉しいです!

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本落下による問題

本棚には好きな漫画や小説など様々な本を入れていると思いますが、そんな本が本棚から落下すると時には危険な目に遭うリスクがあります。

  • ページが折れるなど本が傷んでしまう
  • 落下した本にぶつかり怪我をしてしまう、近くに置いてた物が壊れてしまう
  • 落下した本によって避難経路が塞がってしまう

大切な本が折れたり物が壊れたりももちろん防ぎたいですが、万が一に備え避難経路を確保できるように対策が必要です!

本落下の対策

3つの対策を、コスト・見栄え・本の出し入れのしやすさの観点で整理しました!

落下抑制テープ(3M)を使う

テープ製品でよく目にするスリーエム(3M)の落下抑制テープです。
地震による本やファイルの落下を抑制するための商品です。

本棚の前端にテープを貼るだけなので簡単に対策ができますが、本の出し入れはテープをこすらない様浮かせる必要があります。
テープは見た目を損なわない半透明です。

180cmと900cmがあり、900cmの方が長い分お得になっていますがコストはやや高めです。

無垢材やプラスチックなどには貼れず金属やガラスなどの素材向けのため、スチール家具はOKですがカラーボックスはNGです。
カラーボックスにも貼れないことはないと思いますが、推奨ではないので注意が必要です。

突っ張り棒で本をガードする

100均などで簡単に手に入る突っ張り棒を本棚の前端で突っ張らせ、本の落下を防ぎます。

突っ張り棒での本落下対策

ご覧の通り、見た目はダサいです。。
本の出し入れもしづらくなってしまいますし突っ張るスペースがないと対策できません。

突っ張り棒は物理的に本が落ちないようにガードしているので、落下リスクはかなり小さいと思います。

本の出し入れ頻度が低いところには良いかもしれません。

滑り止めシートを本の下に敷く

地震によって本棚が揺れても、本が滑り落ちないように滑り止めシートを本の下に敷きます。

食器棚用滑り止めシートによる本落下対策

滑り止めシートにもいろいろありますが、食器棚用滑り止めシートは透明の商品が結構あり、本の下からシートがはみ出ても透明なシートであれば目立ちません。

シートをカットしないといけない点と、一回本を本棚からどかさないといけない点はちょっと面倒ですが、コストは抑えられます。

ニトリの抗菌すべり止めシートはかなり安いです。35cm×180cmが400円程度で購入できます!

コスト比較

3つの対策についてそれぞれコストがどれくらい掛かるのか整理してみました。

我が家で使っているIKEAのBILLYという本棚を例にしています。
本棚のサイズは幅80cm×奥行28cm×高さ202cmで棚は6段です。

80cm×6段=480cmにそれぞれの対策をしたときの費用を計算しました。

テープとシートは余りが出るので、1cmあたりの価格×480で計算してます。
食器棚用滑り止めシートは本棚の奥行28cmからはみ出すので、35cmの幅を半分にカット(長さが180cm×2=360cm)で計算しました。

少し手間はかかりますが、食器棚用滑り止めシートが一番安く対策できます。

対策案商品価格価格/cm対策価格注意点
落下抑制テープ(1.8M)¥1,120¥6.2¥2,987・スチール書棚用
落下抑制テープ(9M)¥3,040¥3,4¥1,622・スチール書棚用
突っ張り棒¥100¥600
(6段分)
・見た目がいまいち
・本の出し入れがしづらい
食器棚用滑り止めシート(ニトリ)
35cm×180cm
※幅を半分にカット
¥399¥1.1¥532・シートのカットが必要
・シートを敷くのに本を取り出す必要あり

さいごに

コスト的、見栄え、本の出し入れのしやすさ、そしてスチール書棚以外にも使える食器棚用滑り止めシートが私の中で一番良い対策だと思いました。

地震が来ないことを祈るばかりですが、日ごろから防災意識をもって被害を最小限にできたらと思います。

それでは!

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