地震が発生し地震保険金を申請するとき、お金がいくらもらえるか気になりますよね。
この記事では家財補償で保険金がいくらもらえるかを計算できますので、ぜひ活用してください。
損害の程度の認定の基準
損害がどの程度の時どれくらい保険金が支払われるかが決まっています。
損害の程度は4つに分類され、それぞれの認定基準と支払われる保険金額は以下のようになっています。
家財損害の査定方法
損害がどの程度の時にどの程度保険金が支払われるかはわかりましたが、家財の損害が何%なのかはどうやって計算するのか?
それを整理したのがこちらです。
2つの査定方法を記載しています。
①は実際に私が保険金申請した時に使用された査定方法で、②はwebで調べるといくつかのサイトで紹介されている査定方法です。
(この違いが保険会社によるものなのか何なのかが私にはわかりません。)
2つの査定方法で差分があるところを赤字で記載しています。
家財の損害を計算は、損害を受けた品目が何品目か?という考え方です。
お皿が何枚割れても「お皿が割れた」で1カウントです。
また壊れて機能しない以外にも、傷や汚れがついた状態でも”損害”と扱ってくれる場合があります。
①と②の違いを見ていきます。
例えば電気器具類で、冷蔵庫が壊れたら①は2%が加算、②は2.5%が加算されていきます。
冷蔵庫とテレビが壊れたら①は2%+2%=4%、②は2.5%+2.5%=5%という計算です。
そして各項目最大の損害割合が設定されています。
電気器具類を例にすると、①は10品目までカウント(最大20%÷1品目割合2%)、②は8品目までカウント(最大20%÷1品目割合2.5%)となります。
それ以上損害を受けていても損害割合は加算されません。
家財保険金計算ツール
先ほど説明した2つの査定方法での保険金計算ツールを作成しました。
①筆者の実績の査定方法
使い方
・家財保険金額を入力
・損害を受けた項目にチェックを入れる
・損害割合、損害認定、支払金が表示される(想定)
②web調べによる査定方法
使い方
・家財保険金額を入力
・損害を受けた項目数を入力(※各分類ごとに設定されている最大値以上は入力できません)
・損害割合、損害認定、支払金が表示される(想定)
さいごに
この計算ツールはあくまでも想定で、実際に支払われる保険金額を保証している訳ではありません。
どれくらい家財補償の保険金が貰えるのか参考程度の情報として扱ってください。
それでは。
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